膜濾過を使用しない単純な機構の 海水淡水化装置 MS-3000

 

蒸発式海水淡水化方式として膜濾過方式と違って、簡単な機構で35℃から45℃ぐらいの中温域での使用を目的として、乾燥地帯において年間を通して昼夜の気温の変動が激しく、海水を容易に得ることが出来る場所で、 昼間に気温が高く乾燥した空気をスチームキャッチャーに導入し十分加湿して、三重管式熱交換器に導入し、冷却・凝縮して淡水を得ます。
又、夜間は外気が相当下がるのでスチームキャッチャーのシャワーリング循環で冷水を造り、冷水タンクに貯蔵しておき、昼間(熱交換器)の冷却水として使用する事により冷凍機の能力を下げる事ができます。
又、国内の離島などでは冷凍機の排熱や太陽熱温水器・温泉の温度などその他の排熱を利用してスチームキャッチャー内の 水温を上げる事により、より多くの加湿量を増やして熱交換器との温度差を上げることによって回収量を増やします。
従来のスクラバーやエアーワッシャーよりも空気と水の接触率が風水車により各段に良いのと、小型で 省エネ運転出来るのが特徴です。

※ 海水淡水化装置のフロー図

 海水淡水化装置 MS-3000の農業利用(乾燥地帯でのビニールハウス内加湿散水)

乾燥地帯で海水を容易に得ることが出来る場所において、農業用ビニールハウス内の散水方法として、
夜間ハウス内に35℃ぐらいの加湿された空気を送り込み、ビニール表面の温度が下がっている処に結露させて 水滴を植物に散水するもので夜間10時間ぐらい行い、昼間はハウス両端を開放して内部を乾燥させて植物の病気などを防ぐ。
昼間は加湿空気を三重管式熱交換器に導入し、淡水を回収して貯水槽に貯めておく。
海水淡水化装置内の水温上昇には、昼間は冷凍機の排熱や太陽熱温水器、夜間は太陽光発電によって得た蓄電池への電力、 その他昼夜を通して利用できるものとして、温泉・地熱・排熱などを流用して35℃から40℃ぐらいまで上げる。
海水はフィルターを通し、浄化された海水を使用する。蒸発により濃度の上がった海水は水中にある希少金属などを取り出すのに使用する。  ※ 以下に農業利用のフローシートを掲載します。

※ 海水淡水化装置の農業利用フロー図

               海水淡水化装置 実証実験装置

※ 海水淡水化装置の実験機ーCAD図ー斜め右PDF図

※ 海水淡水化装置の実験機ーCAD図ー斜め左PDF図

        

三重管式熱交換器CAD図
 と実験機写真